福住建設株式会社 トップページ>
建築・リフォームについて>
建築について

建築・リフォーム

建築について

施工の主流となる鉄骨工事をご紹介

建築施工に当たり着工までには、予算やプラン等 また数々の法律をまもっていかなければなりません。
建築基準法、都市計画法や市町村の条例等々。中でも 昨今、話題となった構造計算。
1981年(昭和56年6月1日)新耐震設計が導入されその後、限界耐力計算、エネルギー法計算、
高さ60m以上には義務付けされている時刻歴応答解析計算の4つの計算方法が現行で行われています

地盤調査

土の静的貫入抵抗を測定し荷重を与えある深さまでの土を採取し硬軟、土構成を判定しN値を求め土層構成を把握。支持力特性を調査します。
地盤の計算を行います。
上に建つ構造物により左記の調査方法を選択します。
福住建設では、標準貫入試験(ボーリング調査)を取り入れています。

作り方・基礎根切工事

基準となる位置を決定し建物の配置とグランドラインを敷地の中に配置します。
気をつけなければならない所は、隣地境界、道路境界・平均地盤面の把握。
多くの部署で検査をしながら確認作業が大事です。

建築できない地域とは…調整区域は一般的に建てられない事は、ご存じの方が多いとおもいます。他に、工業専用地域は、工場関連の建物だけで一般の住居は建ちません。用途地域であっても生産緑地に指定されている畑も…!裏山にガケをかかえている空地も条例によってはかなり厳しく 建てられる範囲が制限されます。忘れてならないのは、埋蔵文化財の地域に指定されている地域。行政機関の教育委員会で管理しています。地域によりますが試掘までは無料でできると思います。文化財が発掘されると本掘。有料になります。当初の予算を大きく上回り建築を断念するケースもあります。また、指定区域でなくとも発掘されれば申告しそれなりの指導を仰ぎます。

地盤改良・杭工事

地盤調査により必要とされた場合、地盤の改良もしくは、杭工事を施工します。

一般戸建住宅・3階建てのビル(アパート、マンション等)であれば大げさな重機を
必要とせず余分な残土も排出せずに施工。残土や産業廃棄物はやたらに捨てられません。
なるべく出さないよう計画します。どこにどれだけ処分するのか届け出たり、マニフェストで経緯を残し責任の所在が分かるよう追及します。
途中、間に入った関係者のミスにより損害が発生した場合は、連帯責任になります。
信頼関係の出来上がった協力業者で責任をもって対応いたします。

基礎工事

*根切り〜床付け〜
割り栗〜目潰し〜転圧を経て捨てコン上に墨だし。造り方で行ったベンチマークや丁張りを元に建物の位置を決めていきます。
この墨だしを元に建物の位置が決定されていくから責任重大です。RC(鉄筋コンクリート造)は、この作業がまめに行われます。そうそう…この墨だしだけを業としている専門の業者もいるんです

ベースパック。鉄骨の基礎でよく使われています。非常に高い固定度を有しています。
木造や軽量鉄骨などは、アンカーボルトを鉄筋と絡め埋め込んで使っています。

基礎:鉄筋と独立基礎(ベースパック)部分。鉄筋は異形鉄筋を使います。表面がごつごつしていてコンクリートが付着しやすいように作られています。
コンクリートから抜けないように施工基準にいろいろな規則があって…例えば〜アアア〜鉄筋と鉄筋が重なる。
継ぎ手部分は鉄筋の径の太さによって重なる鉄筋の距離が決められてる事とか鉄筋の端の部分の折り、曲げる長さも決まっています。

  • コンクリートがこぼれないようしっかり養生をして型枠を設置。

  • 規定の養生期間を経て型枠をばらします。

コンクリートの打設する場所(捨てコン、梁、柱、土間、等)によって設計強度が決められています。また養生期間も強度を確保するまでははずせません。現場では、無作為にコンクリートミキサー車からテストピースを採取してコンクリートの強度を確認するためつぶし試験を行い現場の進捗に合わせ工事を進めて行きます。
  • レベルモルタルを設置して準備完了。
    レベルモルタル…別名:まんじゅうとか現場で言ってます。

  • 鉄骨建て方

ボルトを設置して完了。このあと・・建物全体の水平、直角を整えハイテンションボルトの仮締め…とも廻りの確認のためマーキングをして本締め。この工程は写真に収め完了検査時等で確認されます。ベースプレイト下にグラウト剤を注入して…次の工程へ

柱、梁等には、さび止めを付します。オレンジ色部分が塗布部分です。さびは、酸化してできるもので柱の下部はコンクリートの中に・・!!コンクリートはアルカリ性なので酸化しない事と コンクリートの付着を考慮してこの状態で搬入されます。左写真:梁継ぎ手部分のプレートとボルトにはこの後、さび止めを塗ります。(タッチアップ)
本締めまでは、梁の継ぎ手部分も摩擦で継ぐことからさび止めの塗布はできません。
逆に赤さびが発生したくらいの方が摩擦度が上がるとされています。